共働きで子育てするときの注意点

共働きで子育てをしている家庭は、今では珍しくありません。

パパやママが仕事をしながら時間をやりくりして、家事を分担したり、子育ても協力し合っていくのは簡単なことではありません。

しかしそういったパパやママの姿を見て、子供はしっかりと育っていくものです。

家事を積極的に手伝ったりと、子供なりに協力していく事は、生きていく上で大きな力となっていきます。

しかし、共働きの家庭であるために、お祖父ちゃん、お祖母ちゃんが全面的に子育て、つまり孫育てをしている家庭もまた多いですが、この場合は注意が必要です。

実際の家事や日常の身の回りのお世話は、お祖父ちゃん、お祖母ちゃんにやってもらっているのに、相手を下に見るようになってしまう子供も多いのです。

パパやママが休みが取れた時には、家族で海外旅行やレジャーに出かけたり、外食をしたりするので、親は良い思いをさせてくれる人と子供は思ってしまうのです。

お祖父ちゃん、お祖母ちゃんがお世話係になる場合には、とかく甘やかしてしまいがちになったりする事にも原因はあります。

子供の体調が悪い時や、不機嫌な時を一緒に過ごす事で、日常のちょっとした変化にも気付くことができるようになるのです。

何気ない日常の空間を共有しないまま、休暇の楽しい時間だけを親子で過ごすのでは、親は子供の事を本当に知ることはできないのかもしれません。

親の前でおりこうさんでも、お祖父ちゃん、お祖母ちゃんや他人の前では失礼な子供に育ってしまうようではいけません。

このことを心にとめて、子供の事をよく見てあげる事が大切です。